[ベルリン　27日　ロイター]　サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で連覇を狙う世界王者ブラジルのエースストライカー、ロナウドは27日、3―0で快勝した決勝トーナメント1回戦のガーナ戦で、W杯通算15得点を記録。ゲルト・ミューラー(ドイツ)の同14得点を抜き、史上最多記録を達成した。

　ロナウドは前半5分、カカのスルーパスからGKとの1対1を交わし、先制ゴールを決め、新記録を樹立した。

　ロナウドは試合後、「過去7大会破られなかったから、記録を達成できて嬉しい」と、喜びながらも、「しかし、忘れてならないのは、我々の目的は決勝へ勝ち上がること」と、気を引き締めた。

　6度目の戴冠を狙うブラジルは7月1日、準々決勝でフランスと対戦する。

<写真>6月27日、ロナウドは、W杯通算15得点を記録。写真は、ガーナ戦で先制したロナウド(2006年　ロイター/Paulo Whitaker)