beacon

そして伝説へ…ロビー・キーン、代表引退試合で惜別の超芸術ボレー

このエントリーをはてなブックマークに追加

[8.31 国際親善試合 アイルランド4-0オマーン]

 アイルランド代表は8月31日、ホームでオマーン代表と国際親善試合を行い、4-0で勝利した。この試合を最後に同国代表を引退することを表明していたFWロビー・キーン(36)は、前半30分に同国歴代最多得点記録を更新する通算68ゴール目を挙げ、有終の美を飾った。

 先月末、オマーン戦を最後に代表から引退することを発表したキーン。最も思い出に残るゴールとして、2002年日韓W杯のドイツ戦で決めた土壇場の劇的同点弾を挙げていた。そして代表生活18年の集大成となったオマーン戦。見せ場は1-0で迎えた前半30分にやってきた。

 後方からのパスにPA内で反応したキーンは、ワンタッチ目でボールを浮かせて相手DFをかわすと、倒れ込みながら右足でボレー。GKもノーチャンスの華麗なシュートが決まり、2-0とした。キーンはゴール後、日韓W杯のドイツ戦の時と同じく、お馴染みの側転パフォーマンスを披露。代表ラストゲームでホームスタジアムを大きく沸かせた。

 キーンはその後、後半12分に途中交代。チームは4-0の勝利を飾った。代表通算146試合68ゴール。同国史上最多キャップ、最多得点を誇る偉大な記録とともに、キーンは多くのファンの記憶に残る選手として、代表のユニフォームを脱いだ。

●ロシアW杯欧州予選特集

TOP