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セビージャの敏腕SDモンチ、「清武を獲得した際の問題は日本人であったということ」

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しかし、杞憂に終わる

 セビージャのモンチSD(スポーツディレクター)がスペイン『エスタディオデポルティボ』とのインタビューに応じ、今夏の移籍市場で獲得したMF清武弘嗣について語った。

 モンチSDはハノーファーでプレーしていた清武に約2年前から注目し続け、今夏に移籍金650万ユーロを支払うことで獲得を決めた。

 けれども、セビージャの敏腕SDは『エスタディオデポルティボ』とのインタビューで、清武がスペインとは文化的土壌の違う日本出身であることに危惧を抱いていたことを告白。ただし、同選手のチームへの適応具合を見るに付け、そのような心配が杞憂であったという確信を持てたために語れることだったようだ。

「清武を獲得すると決めたとき、私は彼が日本人であることが問題と話していた。とてもエキゾティックで、言葉などの問題もあるからね。しかしながら、彼は加入直後からチームの一員になろうと努力をしてくれた」

「サッカー的な面で、彼への疑いは一切存在しない。私は彼のプレーを目にしていたのだから。ゆえにチームへの適応こそが最大の壁になるはずだったが、彼はその期間を可能な限り短縮している。そう、選手たちは選手としての実力を発揮するため、一個人として快適に過ごせていなければならないんだ」

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