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復調ゲッツェに代えて香川を起用?10日間で4試合を戦うドルトムント、早速ターンオーバーか

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MF香川真司の先発復帰はあるか

 ドルトムントは17日に行われるブンデスリーガ第3節で、ダルムシュタットをホームに迎える。トーマス・トゥヘル監督は、会見でターンオーバーを敷く可能性を示唆した。

 ドルトムントは14日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)・第1節で敵地に乗り込みレギア・ワルシャワを6-0で粉砕。監督としては好プレーを見せたチームをそのまま次戦でも採用するのか、それとも過密日程を考慮して戦力を入れ替えるのか、悩むところかもしれない。記者会見では以下のように語っている。

「全員を満足させることはおそらく不可能だよ。誰もが常にプレーすることを望んでいるからね。だが我々は試合数も把握しているし、(出番が多くない)選手たちには練習や途中出場でアピールしてほしい」

「水曜、土曜と試合が続くのは問題ない。だが、水曜、土曜、火曜、金曜と続けば、それはこれ以上ない過密日程だ。だから我々は各選手がどれほどプレーや練習したか確認していかなければいけない。代表でもただ練習しただけなのか、試合にフル出場したのかで大きく変わるからね。それらを判断し、最後の練習で誰かを入れ替えるか決めることになるよ」

 トゥヘル監督は負傷者の状況についてもコメント。FWアンドレ・シュールレは前節ライプツィヒ戦で負傷したため、レギア戦への出場は見送っていたが、ダルムシュタット戦もまだ早いかもしれない。

「シュメッレ(マルセル・シュメルツァー)は問題ないよ。アンドレに関しては間に合うか分からないね。後でもう一度練習を行うが様子を見なければいけない。ちょっと厳しいかもしれないね。その他のメンバーでは新たな負傷者はいないよ」

 日本代表から足首の捻挫を持ち帰ってきたMF香川真司は、第2節のライプツィヒは欠場し、レギア戦ではベンチ入りするも出番は訪れなかった。その一方で、ドルトムントに復帰したMFマリオ・ゲッツェはその2試合にはトップ下の位置で先発出場している。レギア戦では先制点を決め、調子が良い印象を残したところだ。

 トゥヘル監督は「非常にコンパクトに守り、スペースを狭くしようとする」「守備を重視するだろう」というダルムシュタットとの対戦に向けて、ゲッツェの先発起用については明かさず。次のように語っている。

「マリオはまだ我々が望んでいるとおりのトップコンディションに向かっている途中だ。だが、彼はその道を必要な限りの謙虚さと努力をもって歩んでおり、明らかに前進している。我々は彼がそうできていることを喜んでいる。どんな練習メニューや試合でも、今の彼には助けとなる。大事なのは今のペースを維持し、落ち着いて働き続けることだ」

 ドイツ『キッカー』では、香川の先発が予想されるが、果たしてトゥヘル監督は調子を上げてきているゲッツェを外すのだろうか。

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