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泣きっ面に蜂…メッシ負傷交代のバルサ、アトレティコに追い付かれてドロー

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FWリオネル・メッシが負傷交代したバルセロナアトレティコ・マドリーに追い付かれてドロー

[9.21 リーガ・エスパニョーラ第5節 バルセロナ1-1A・マドリー]

 リーガ・エスパニョーラ第5節2日目が21日に行われ、昨季王者のバルセロナと昨季3位のアトレティコ・マドリーがカンプ・ノウで激突した。前半41分にバルセロナが先制するも、後半16分にアトレティコが同点に追い付き、試合は1-1のドローに終わった。

 序盤からボールを保持するバルセロナは前半14分、FWルイス・スアレスとのワンツーで守備網を突破したFWネイマールのパスを受けたFWリオネル・メッシが、PA外から左足シュートを放つがGKヤン・オブラクの守備範囲に飛んでしまう。一方のアトレティコは同16分、左サイドから切れ込んだMFヤニック・カラスコが右足で狙うも、これはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンの横っ飛びのセーブに阻まれた。

 その後も攻めるバルセロナ、守るアトレティコの図式が続くが、3試合連続完封中で今季わずか1失点のアトレティコが集中した守備で簡単には決定機を作らせず。時には2トップのFWアントワーヌ・グリーズマン、FWケビン・ガメイロも自陣深くまで戻って守備をこなした。それでもバルセロナはシュートまで持ち込むシーンを作り出すが、前半33分にDFジョルディ・アルバのグラウンダーのクロスからスアレスが放ったシュートはDFディエゴ・ゴディンにブロックされ、同36分にはこぼれ球に反応したネイマールがPA外から狙うもボールはゴール右に外れた。

 しかし前半41分、ついにバルセロナがアトレティコゴールをこじ開ける。ショートコーナーを受けたMFアンドレス・イニエスタが左サイドから鋭いクロスを送ると、ゴール前に走り込んだMFイバン・ラキティッチがヘディングで叩き込み、スコアを1-0とした。

 1点をリードしたまま後半を迎えたバルセロナは、後半6分にMFセルヒオ・ブスケツに代えてMFアンドレ・ゴメスを投入。同14分にはメッシが負傷し、MFアルダ・トゥランとの交代を余儀なくされた。同15分にはアトレティコベンチも動き、FWフェルナンド・トーレスとFWアンヘル・コレアを同時投入する。すると後半16分にアトレティコが同点に追い付く。F・トーレスのパスを受けたコレアがドリブルを仕掛けると、対応しようとしたDFハビエル・マスチェラーノが足を滑らせ、フリーになったコレアのシュートはポストを叩きながらもゴールマウスに収まって試合を振り出しに戻した。

 その後は両チームともに勝ち越しゴールを狙いにいくが、後半34分にラキティッチのパスを受けたネイマールのシュートがオブラクに阻まれ、同43分のゴディンのヘディングシュートがテア・シュテーゲンに弾き出されるなどスコアは1-1のまま動かず、試合終了のホイッスルが吹かれた。


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