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イングランド3部で開始直後に“豚のおもちゃ”の雨…両サポーターがピッチに投げ入れる

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 フットボールリーグ1(イングランド3部相当)のチャールトン対コベントリーで、試合が一時中断した理由が話題となっている。英『BBC』が伝えている。

 キックオフ直後にスタンドからピッチへ雨のようにあるものが投げ込まれた。それはプラスティック製の『豚のおもちゃ』だった。チャールトンのサポーターたちは、昨季もビーチボールをピッチに投げ込むなど、ローランド・デュシャトレCEOに対して何度も抗議活動を行ってきた。

 オーナーを務めているのはベルギーの実業家であるデュシャトレ氏は、スタンダール・リエージュの元オーナーであり、現在はシント・トライデン(ベルギー1部)、カール・ツァイス・イエナ(ドイツ4部)、ウィペシュト(ハンガリー1部)、アルコルコン(スペイン2部)の主要株主でもある。

 チャールトンは過去にプレミアリーグに所属していたが、このところは成績が低迷し、昨季はチャンピオンシップ(2部相当)で22位に終わり、リーグ1に降格していた。

 また、現在最下位のコベントリーサポーターも現オーナーに対してクラブを手放すよう求めているようで、両サポーターが『豚のおもちゃ』を投げ込むタイミングが完全に一致していたことから、あらかじめ計画されていたものだとされている。なお、これにより約5分間中断された試合は、3-0でチャールトンが勝利している。

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