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出場機会に恵まれず、今冬移籍も噂されるムヒタリアン…モウリーニョ監督にも質問集中

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MFヘンリク・ムヒタリアンにチャンスは巡ってくるのだろうか

 マンチェスター・ユナイテッドジョゼ・モウリーニョ監督が、今夏加入も出場機会に恵まれていないアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンについて言及した。

 昨季ドルトムントで11得点を記録したアルメニア代表MFは、今夏、満を持してプレミアリーグに挑戦した。しかしアルメニア代表の試合で負った負傷の影響もあり、出場は9月10日のマンチェスターダービー以来遠ざかっている。現地では早くも今冬の移籍が噂されるなど、周辺は騒がしさを増している。

 公式サイトによると、29日に行うバーンリー戦の前日会見に臨んだモウリーニョ監督に対しても、ムヒタリアンに関する質問が大半を占めたという。指揮官はイングランドのサッカーに慣れる時間が必要だと話している。

「現実のイングランドのフットボールは、大分異なるものだ。競争という点で特に異なる。どのチームと対戦したとしても、常に最高レベルのプレーが求められる。それができなければプレーできない。自分にできることを高いレベルでこなせるようになるためにも、ミキには時間が必要だ」

 またモウリーニョ監督は、チェルシーとレアル・マドリー時代に慣れるために時間のかかった選手を例に出して、次のように話している。

「新たな環境に適応するのに時間がかかった選手の一人は、ウィリアンだ。彼は、プロセスを経て、数か月後にはトッププレーヤーになった。同様に、アンヘル・ディ・マリアも、ポルトガルからマドリーに来たときには、多くのことを学ぶ必要があった。そういうことが起こり得る。中には即対応できる選手もいれば、時間がかかる選手もいる」

「ミキのケースでは、ケガでプロセスが中断してしまった。選手として進化するためのプロセスを妨げてしまう。1か月離脱すれば、試合に出場できる状態にまでコンディションを上げないといけない。それから競技レベルを上げる必要がある。彼の力は信じている。遅かれ早かれ、何の問題もないだろう」

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