MF乾貴士の所属するエイバルは30日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節で、ここまで無敗のビジャレアルと対戦して2-1の勝利を収めた。

　前半40分にPKで先制点を献上してしまったエイバルは、その後は守備に重心を置いたビジャレアル守備に手を焼いたものの、終盤に立て続けにゴールを奪取する。まずは後半35分にセットプレーの流れからDFイバン・ラミスが胸トラップからの右足シュートを突き刺して同点に追い付くと、同42分にはカウンターから最後はMFペドロ・レオンが決勝点となるゴールを陥れ、鮮やかな逆転勝利を飾った。

　これで、エイバルは開幕10試合連続で得点を記録。10試合で16得点と決してゴール数は多いとは言えないが、少ない得点を勝ち点へと結び付け、4勝3分3敗の勝ち点15で8位につけている。

　なお、エイバル以外に開幕から全試合ゴールを奪っているのはレアル・マドリーとバルセロナの2チームしかいない。果たして、エイバルは次節のラス・パルマス戦でもゴールを記録することができるだろうか。

■今季のエイバルの戦績
第1節 A ●1-2 デポルティボ
第2節 H ○1-0 バレンシア
第3節 A ○2-1 グラナダ
第4節 H △1-1 セビージャ
第5節 A ●1-2 マラガ
第6節 H ○2-0 ソシエダ
第7節 A △1-1 R・マドリー
第8節 H ●2-3 オサスナ
第9節 A △3-3 エスパニョール
第10節 H ○2-1 ビジャレアル

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