beacon

「俺はお前と違ってレギュラーだから」…スペイン代表でコケに皮肉られたナチョ、ダービーの活躍で反論

このエントリーをはてなブックマークに追加

今季リーガ5試合に出場するレアル・マドリーDFナチョ・フェルナンデス

 19日のリーガ・エスパニョーラ第12節、敵地ビセンテ・カルデロンでのアトレティコ・マドリー戦に3-0で勝利したレアル・マドリーだが、DFナチョ・フェルナンデスにとってはアトレティコMFコケの皮肉に返答した試合となった。

 DFセルヒオ・ラモスが負傷から復帰したことで、ダービーでは控えとなる可能性もあったナチョだが、ジネディーヌ・ジダン監督は同選手とDFラファエル・バランをセンターバックとして起用。ナチョはその期待に応じ、対面したFWフェルナンド・トーレスのプレーを封じるなど、チームの完封勝利に貢献している。

 そしてナチョにとってこの試合は、コケの鼻を明かすものでもあった。スペイン代表の両者は、先のインターナショナルウィークの練習中に、ちょっとした言い合いを演じていたのだ。その様子をスペイン『クアトロ』のテレビカメラが抑えていた。

 その映像でナチョとコケは、ほかのチームメイトとともに円になってリフティングでボールをつないでいた。そしてコケのパスの精度が狂うと、まずナチョが「ダービーでもそんなパスを出すと思うぜ」と口に。これに対してコケは「もちろん。少なくとも俺は出場するからな」と、自身がナチョと違い自チームのレギュラーであることを誇示した。その後、コケはナチョから受けたパスが厳しいものだったとして「おい、苛立つなよ」と言い、これに対してナチョは「でも俺は普通に蹴ったぞ」と自身が平静であることを強調している。

 両者の関係にひびが入っていないかが心配されるやり取りではあったが、いずれにしろ、ダービー後に笑ったのはナチョの方だった。


●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP