アーセナルは“ガラスの天才”に対して、新契約をオファーする意向だという。アーセン・ベンゲル監督が明かした。クラブ公式サイトが伝えている。

　アーセナルは26日にプレミアリーグ第13節でボーンマスをホームに迎える。ボーンマスには今季からMFジャック・ウィルシャーがレンタル移籍しており、契約の関係で欠場する見込みだが、前日会見ではウィルシャーの去就についても質問が及んだ。

　アーセナルでは怪我に苦しんだウィルシャーは、レンタル先のボーンマスで今季9試合に出場し、新天地で才能の輝きを取り戻しつつある。「彼が調子を取り戻していることを嬉しく思う」と語るベンゲル監督は、「彼は移籍したわけではない。あちらの監督に彼を預けたのだ。報告書に目を通したり、ハイライトを見たり、可能であればテレビで彼のプレーを見ている。彼が怪我をしていないのは喜ばしいことだ」と、ウィルシャーの状態を常に気にしているようだ。

　また、ウィルシャーに新たな契約を提示するのかと問われたベンゲル監督は、「もちろんだ」と答えると、「そうなることが理想的だと思っている。ボーンマス戦の前に行うことはあり得ないが、年明けあたりになるだろう」と語り、ウィルシャーが来季の構想に含まれていることを明かした。

---

●プレミアリーグ2016-17特集