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またもや劇的S・ラモス弾!! 逆転勝利のレアル、35戦無敗のクラブ新記録樹立

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劇的逆転勝利のレアル・マドリーは35戦無敗のクラブ新記録を樹立

[12.10 リーガ・エスパニョーラ第15節 R・マドリー3-2デポルティボ]

 リーガ・エスパニョーラ第15節2日目が10日に開催され、公式戦34戦無敗のレアル・マドリーデポルティボをホームに迎え、3-2の勝利を収めた。無敗記録を「35」に伸ばしたレアルは、1988-89シーズンのレオ・ベーンハッカー監督時代に達成されたクラブ歴代無敗記録を更新した。

 クラブW杯を控えるレアルはFWクリスティアーノ・ロナウド、FWカリム・ベンゼマ、MFルカ・モドリッチを招集外にするも、序盤から主導権を握って試合を進めると前半29分に決定機を創出。相手のクリアをブロックしたMFハメス・ロドリゲスが抜け出し、GKプゼミスラフ・ティトンとの1対1を迎えたが左足で放ったシュートはストップされてしまう。

 一方のデポルティボも好機を生み出すが、前半28分のMFセルソ・ボルゲスのシュートはポストを叩き、同35分にはMFエムレ・チョラクのFKからボルゲスが放ったヘディングシュートはGKケイラー・ナバスに弾き出されてしまった。

 0-0のまま後半を迎えると試合は激しく動き出す。後半開始早々の同5分にFWアルバロ・モラタが鮮やかなミドルシュートを突き刺してレアルが先制に成功するも、同18分にデポルティボが高い位置でボールを奪うと、最後はフリーのMFホセルが左足シュートでネットを揺らして同点に。さらに同20分にはFWフロリン・アンドネのラストパスから再びホセルがゴールを陥れ、デポルティボが2-1と逆転に成功する。

 1点のビハインドを背負ったレアルだったが、後半39分に右サイドからFWルーカス・バスケスが送ったクロスをFWマリアーノ・ディアスがヘディングで決めて同点に追い付くと、前節バルセロナとのクラシコで試合終了間際に同点ゴールを決めたDFセルヒオ・ラモスが再び大仕事をやってのける。後半アディショナルタイム、MFトニ・クロースが蹴り出したCKに対してニアサイドに走り込んだS・ラモスがヘディングシュートでネットを揺らし、3-2の劇的な逆転勝利。無敗記録を「35」に伸ばしてクラブ新記録を樹立した。

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