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ビジャレアル戦を落としたシメオネ「チームは懸命に働いているが結果がついてこない」

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アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督

 12日のリーガ・エスパニョーラ第15節、アトレティコ・マドリーは敵地エル・マドリガルでのビジャレアル戦を0-3で落とした。ディエゴ・シメオネ監督は試合後、チームのパフォーマンスに大きな問題はないことを強調している。

 アトレティコはリーガここ7試合の成績は2勝1分4敗。ついに6位まで転落と、優勝争いを常としてきたシメオネ監督政権下初のクライシスに直面している。しかしながらシメオネ監督は、問題がチームのパフォーマンスではなく「結果がついてこない」ことにあるとの見解を示す。ビジャレアル戦後の会見で、次のようにコメントした。

「チームは勝利のために戦い、懸命に働き、最善の状況を生み出そうとしていた。しかし、それでも結果がついてこない。そのような感覚とともにここを去る。どのような論理であっても、この結果を説明することはできない。前半の我々は決定機を4回迎えた。一方のビジャレアルは手にしたそれを物にしていた」

「我々すべきは働くことにほかならない。それこそが改善を促す唯一の方法だ。もちろん批判は受け入れる。もし連敗したとすれば、何かを改善しなくてはならないのだから」

 アトレティコはこの試合の前半、MFチアゴ・メンデス、GKヤン・オブラクが負傷交代を強いられている。

「状態がより悪いのはオブラクだ。重傷ではないことを願っている。チアゴはひざを痛め、ピッチから下がることが最善と判断した」

 ビジャレアルと相性が良いことで知られるFWフェルナンド・トーレスを起用しなかった理由について問われると、次にように返答した。

「ピッチの外で試合を見ている人々が不可能なことを求めるのは、ある意味当たり前だろう。負傷者が出たことによって、交代の選択肢は減ったんだ」


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