バルセロナDFジェラール・ピケは、現代社会においてソーシャルメディアが持つ影響力の大きさを主張している。

『ツイッター』で1300万人以上のフォロワーがいるピケは、スペイン『パネンカ』に対して「選手たちのポテンシャルは以前よりも高くなった。メディアを利用する必要性もなくなってきている。選手によっては、スペインで一番読まれているスポーツ新聞よりファンを獲得しているくらいだからね」とSNSの普及でマスメディアとの関係性が変化してきていると指摘した。

「スポーツジャーナリズムに専念しない」メディアによって、選手たちが「攻撃されている」と強調するピケ。「真実や(情報の)正確さより速報性が優先されてしまっている」と現状を嘆いている。

　またピケは「信念を持って働いている記者も知っている」と一部のマスコミ関係者を擁護しつつ、今の時代を「選手とファンの距離が非常に近い」と分析し、「今後はインタビューを受けなくても、おそらく問題にはならない」と締めくくっている。

---

●リーガ・エスパニョーラ2016-17特集