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シャペコエンセの墜落事故で奇跡の生還を果たしたラスケルが現役続行を表明

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 11月28日に起こったシャペコエンセのチーム関係者を乗せた70名以上が死亡したチャーター機事故で、事故機に搭乗しながらも奇跡の生還を果たした6人のうちの1人、アラン・ラスケルが現場復帰に向けて意気込みを示している。

 現地メディア『GloboEsporte』によると、ラスケルは事故によって脊椎を痛めてはいるものの、命に別状はない状態。会見の場で「まずはだいぶ落ちた筋肉をしっかり機能させなくちゃならないね。その後は(負傷した)背中の経過を見ながら治療しなければ」と語っている。

 ラスケルは背中を負傷しまだスムーズに歩ける状態ではないが、事故機に搭乗していた生存者の中でも、回復具合は順調なほうだった。12月16日に同選手は退院しており、今後サッカー選手として再びピッチに立つためにリハビリを続けるという。

 現在27歳のラスケルは保有権を持つインテルナシオナウからのレンタルでシャペコエンセに在籍。2016年限りでシャペコエンセとの契約が切れ、インテルナシオナウに戻ることになるが、当面のところはリハビリをしながら現役続行を目指すことに。悲劇の墜落事故から“奇跡の生還”を果たした選手として、ピッチに立ち続ける意向を示している。
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