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FIFA会長、W杯48チーム制へ前向き…選手の疲労を否定しプラス面を強調

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FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長

 国際サッカー連盟(FIFA)の会長を務めるジャンニ・インファンティーノ氏は2026年ワールドカップから本大会の参加枠を48か国へと増やすことに前向きなようだ。『OMNISPORT』が伝えた。

 以前からワールドカップの参加チーム数を増やすことに前向きなインファンティーノ氏は、来年1月にチューリッヒで行われるFIFA評議会で出場48か国の新方式を提案するようだ。マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督など一部の指導者は選手たちを酷使することになる、と否定的な考えを示しているが、インファンティーノ氏はそれに反論する形で以下のように語った。

「48チームの大会方式でも1チームあたりの試合は増えない。決勝まで進めば最大7試合で今と変わらないし、大会日数を伸ばす必要もない。今と同じく32日間だ。会場のスタジアムを増やす必要もなく、今と同じ12か所で開催できる。選手の健康状態や疲労に全く影響することはないよ。各選手の試合数は今と同じだからだ」

 さらに続けて「40チームになるか48チームになるかで異なるが、唯一の違いは新たに8チームか16チームがW杯という世界最大のイベントに参加できるということだ。大会参加を祝ってサッカーの普及を促進できるだろう。従って本当にマイナス面は何もない。プラスになることばかりだ」と良い面を強調している。
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