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バレンシアSD、プランデッリ後任を探さず…“名物”暫定監督だった男に命運を託す

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サルバドール・ゴンサレス

 チェーザレ・プランデッリ監督が辞任したバレンシアだが、同クラブのヘスス・ガルシア・ピタルチSD(スポーツディレクター)は後任指揮官を招へいしないことを明言した。今後監督を務めるのは、トップチームのスタッフで、“ボロ”の通称によって知られるサルバドール・ゴンサレス氏になるという。

 ピタルチSDは31日に行われた会見で、プランデッリ監督に代わる監督を外部から呼び寄せる可能性を否定。これまで何度となく暫定監督を務めてきた“ボロ”に、チームを任せる考えだ。スペイン『マルカ』が同SDのコメントを伝えている。

「“ボロ”がトップチームを率いて、練習の指導と試合の準備を行えばいい。クラブ関係者は、誰も後任監督など探していない。私だって何も提案していないよ。“ボロ”がチームを率いることを望む限り、監督探しはしない」

「この冬の補強?“ボロ”の意見を聞かなくてはならない。スポーツ面の決定を下すのはレイ・ホーン(会長)、監督、SDの3人だ。だから“ボロ”と話をしなくてはね」

 なお、これまで4度にわたってバレンシアの暫定監督を務めてきた“ボロ”だが、その通算成績は6勝1分け2敗と、監督交代の混沌の中にいるとは思えない成果を収めてきた。そんな“ボロ”はプランデッリ監督就任時、「自分がまた戻ることにならないよう願っている」と話していた。

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