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「スシボンバーは今…」沖縄SVの37歳高原直泰の現状をドイツメディアが紹介

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ドイツメディアが高原直泰の現状を紹介

 ドイツメディア『キッカー』が、かつてブンデスリーガでプレーした元日本代表FW高原直泰の現在を紹介している。

 高原と言えば2002年の日韓・ワールドカップの代表入りは血栓症の病気で逃したものの、2006年のドイツ・ワールドカップでは日本代表のエースとしてプレー。1998年に入団した磐田時代に評価を高め、アルゼンチンのボカ・ジュニアーズへのレンタルのほか、ハンブルガーSVフランクフルトにも在籍した。2008年に浦和に加入してからは水原(韓国)、清水、東京V、SC相模原と渡り歩き、2016年から沖縄SVで代表、監督、選手の3役をこなしている。

『キッカー』は「沖縄SVは彼がかつて在籍していたハンブルガーSVの「スポルトフェアイン」(Sport-Verein)と同じつづりを持つチームで、これは日本では珍しい表記」と伝えている。また、次のように高原の言葉を紹介した。

「僕たちはスポーツクラブとして成功を目指していて、まずはJFL昇格を果たしたい。このSVはドイツ語を用いたもので、ハンブルガーSVのようになれるよう努めていきたい」

「決して簡単なことではありませんが、ポジティブな気持ちでクラブ運営をしていますよ。すべてが簡単だったら退屈かもしれないけど、ゼロからのスタートも楽しい。そして、長い時間がかかるかもしれませんが、日本のサッカー界がブンデスリーガのようにいろんな方に親しまれるようになったらうれしい」

 同メディアでは現在37歳となった高原が、クラブの代表から監督、選手まで幅広い役割をこなしている現状を紹介。「かつてフランクフルトやハンブルガーSVでプレーしたスシボンバーは沖縄で野心的な使命を持っている」と、かつての日本代表FWがまだまだ現役で奮闘していることを強調している。


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