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アンリ、スター選手の中国移籍に理解を示す…一方で自身は「プライオリティは金ではない」

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中国移籍について言及したアンリ氏

 元アーセナルFWティエリ・アンリ氏は、現役時代にいくつか魅力的なオファーを受けた。しかし、サラリーよりも優先すべきものがあったため、全てのオファーを断ったと『スカイスポーツ』で語っている。

 1月上旬に中国リーグ天津権健から年俸3000万ポンド(約43億円)のオファーがあったチェルシーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタ。その後D・コスタはアントニオ・コンテ監督と口論に発展するなどし、第21節のレスター・シティ戦を欠場。中国移籍のうわさは瞬く間に過熱した。

 しかし、22日に行われたプレミアリーグ第22節ハル・シティ戦のスタメンに復帰。これを受け、アンリ氏は何人かの選手が大金を求めてアジアへ向かうことを「理解できる」と主張した。

「(中国からメガオファーを受けることは)理解できる。選手たちが何を優先しているかに関わっていると思う。アーセナル時代にライバルチームからオファーを受けた。リーグで無敗優勝を成し遂げたあと、2倍や3倍もの年俸を提示したオファーが届いたが、私は残留した。一番のプライオリティはサラリーではなかった」

「もし今の給料の4倍にもなるオファーが来たら、誰もが“ノー”とは言えない。でも私の場合は違っただけだ。選手が何を優先するかによってオファーを受けるかどうかは変わってくるだろう」

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