アトレティコ・マドリーのFWアントワーヌ・グリーズマンが、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍を否定するような行動をとった。英『メトロ』が報じている。

　グリエーズマンは昨季、UEFAチャンピオンズリーグで準優勝し、リーガ・エスパニョーラでも優勝したバルセロナに勝ち点3差の3位につけたアトレティコで、公式戦32ゴールを記録。フランス代表として臨んだEURO2016でも、チームは決勝でポルトガルに敗れたが、大会通算6ゴールで得点王に輝き、MVPに選ばれている活躍で、FIFA年間最優秀選手賞の最終候補にノミネートされていた。

　ユナイテッドのグリエーズマンへの関心は、以前から伝えられてきた。だが、ここに来て進展があったようで、ユナイテッドは移籍後の年俸と背番号に関して、グリエーズマンの「イエス」を取り付けたと報じられた。

　しかし、グリエーズマンは22日に行われたビルバオ戦後に観客たちに向かって「ここが僕のホームだ!」と叫び、ユナイテッド行きの噂をかき消すような態度をとったという。また、スペイン『アス』も地面を指さしながら、このフレーズを何度も言っていたと伝えた。これは移籍に関する噂が出ていることを意識しての行動と見られている。

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