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メッシ、最高の状態で2017年を迎える...「毎試合マラドーナのようにプレーしている」

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好パフォーマンスを維持するFWリオネル・メッシ

 バルセロナFWリオネル・メッシは、どうやら最高の状態で2017年を迎えたようだ。スペイン『マルカ』が伝えている。

「メッシは毎試合マラドーナのようにプレーしている」。これは元レアル・マドリー指揮官ホルヘ・バルダーノ氏の言葉だ。観衆はメッシが提供するスペクタクルを見慣れてしまった。だが時には足を止めて彼のパフォーマンスを振り返る必要がある。

 22日に行われたリーガ・エスパニョーラ第19節、バルセロナは敵地イプルアでエイバルに4-0と大勝した。この試合でメッシは1ゴール。得点数以上に、彼がこの日見せたパフォーマンスは圧巻だった。

 2016年のバロンドール賞をレアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドに明け渡したメッシだが、自身の道から外れることは決してない。今年に入り、出場した6試合で5得点をマーク。コパ・デル・レイのレアル・ソシエダ戦では得点がなかったものの、同試合でメッシはFWネイマールにPKを譲っている。

 今季リーガ19試合で15得点を挙げているメッシは、現在FWルイス・スアレスと並び得点ランク首位タイにつけている。しかし、過去の数字と比べると満足できるものではないかもしれない。2012-13シーズン(28得点)、11-12シーズン(22得点)、14-15シーズン(19得点)、10-11シーズン(18得点)と同時期の得点数では5番目の成績だからだ。

 最近では、メッシとバルセロナの契約延長問題が大きく取り上げられている。ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長が先日「残留のための話し合いを始めている」と発言してチームには平穏がもたらされたが、メッシがサインする光景を目にするまでバルセロナファンが落ち着くことはないだろう。

 対照的なのが、レアル・マドリーFWクリスティアーノ・ロナウドだ。2016年にバロンドールとザ・ベスト賞を受賞したポルトガル代表FWだが、2017年になり4試合で2得点、得点率は0.5と激減。ライバルの不調をよそに、メッシの勢いは加速している。


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