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PK献上のケーヒルが意地のV弾! 首位チェルシーが3連勝で首位を快走

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決勝点を決めたガリー・ケーヒル

[3.18 プレミアリーグ第29節 ストーク・シティ1-2チェルシー]

 プレミアリーグは18日、第29節を行った。チェルシーは敵地でストーク・シティと対戦し、2-1で勝利した。

 2位トッテナムと勝ち点10差で首位を走るチェルシーは、13日のFA杯マンチェスター・ユナイテッド戦からメンバーを1人変更。負傷のMFエデン・アザールに代わって、FWペドロ・ロドリゲスが先発起用された。

 均衡を破ったのはやはりチェルシーだった。前半13分、左サイドの深い位置でFKを獲得し、MFウィリアンが相手の逆を突き、ニアに低くて速いシュートを打ち込む。これがGKリー・グラントの手を弾いてゴールネットに吸い込まれ、スコアを動かした。同30分には、先制点と同じような位置でFKを獲得。今度はPA手前あたりにグラウンダーのパスを送り、MFビクター・モーゼスの浮き球パスからMFマルコス・アロンソに決定的な場面が訪れるが、右足シュートはGKグラントに止められてしまう。

 反撃に出るストークは前半33分、MFジョー・アレンの右CKから最後はオンサイドのDFブルーノ・マルティンス・インディがヘディングでゴールネットを揺らすが、オフサイドポジションにいたFWサイード・ベラヒノが関与したとして得点は認められず。それでも、同37分にはDFエリック・ピータースのFKから競り合ったFWジョン・ウォルターズがDFガリー・ケーヒルに倒され、PKを獲得。これをウォルターズが豪快に蹴り込み、1-1と試合を振り出しに戻した。

 後半もボールを保持するチェルシーが押し気味に試合を進める。同21分、PA手前で得たFKからアロンソが直接左足を振り抜くが、惜しくもクロスバーを直撃。その後もなかなかストークの守備を崩せないでいたが、終了間際に決勝点を挙げる。同42分、MFセスク・ファブレガスの右CKからDFダビド・ルイスがヘディングシュート。相手DFのクリアボールをケーヒルが押し込み、2-1と勝ち越した。

 その後、後半アディショナルタイム5分にセスクへの危険なプレーでDFフィル・バーズリーがこの日2枚目のイエローカードを受け、退場。数的優位に立ったチェルシーがそのまま逃げ切り、2-1で3連勝を飾った。


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