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デウロフェウ「メッシと比較され苦しんだ」バルセロナ在籍時代の苦悩を語る

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ミランで素質が開花しつつあるFWジェラール・デウロフェウ

 ミランに所属するスペイン人アタッカー、ジェラール・デウロフェウが、バルセロナの下部組織時代にリオネル・メッシと比較されて苦しんでいたことをイタリア誌『Forza Milan』に語った。

「メッシとの比較は光栄なことだけど、僕にとってはありがたいというよりも害があるものだった。メッシは唯一無二の存在だからね」

 デウロフェウは「僕はメディアで自分が取り上げられてもそれほど気にしないんだけど、メッシと比較された新聞の見出しはよく覚えている。バルセロナのファンからの期待も大きくて、当時は本当につらかった」と述べ、メッシと比較されながらバルセロナでプレーしていた当時を振り返った。

 バルセロナの下部組織育ちのデウロフェウは天性のスピードを生かしたドリブル突破を見せることから、若手時代からトップチームの主軸として活躍していたメッシと常々比較されていた。だが、デウロフェウはバルセロナのトップチームに定着できず、エバートン、セビージャなどへのレンタルを経験。現在の保有権はエバートンが持っており、今冬からミランに期限付き移籍でプレーしている。

 デウロフェウは1月の移籍市場でミランに加わると、第22節のウディネーゼ戦から第29節のジェノア戦まで、リーグ戦全試合に出場。1ゴールを記録している。

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