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トルドが語る伊代表GK…18歳ドンナルンマらの台頭で光が差したと主張

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18歳GKジャンルイジ・ドンナルンマは28日の親善試合オランダ戦で90分フル出場を果たした

 元イタリア代表の守護神フランチェスコ・トルド氏が27日、代表の後輩であるGKジャンルイジ・ブッフォンやGKジャンルイジ・ドンナルンマらについて、イタリア国営放送『Rai』のラジオインタビューで語った。

 28日にアムステルダムで行われる国際フレンドリーマッチ、オランダ代表対イタリア代表では、ミランの18歳のドンナルンマの先発。2-1での勝利に貢献した。

「ドンナルンマの素晴らしい点はまるで友達と遊んでいるかのようなプレーを見せるところだ。最高のクオリティは彼の落ち着いたプレーにある」

「ドンナルンマはGKへの注目を集めてくれた。彼とジジ・ブッフォンがいればイタリア代表は心配ない」

 イタリアではドンナルンマのほか、アンドレア・ベロッティ(トリノ)、ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)、ダニエレ・ルガーニ(ユベントス)ら若手選手が順調に育ち、活躍を見せている。

「若手が成長し、活躍しているのは喜ばしいことだ。私はいつも若手を応援してきた。早めに引退を決断したのも後輩に道を譲るべきだと考えるからだ」

 2004年に引退を表明したトルドだが、6歳年下の後輩のブッフォンへ賛辞を送った。

「ジジは私のアドバイスなど必要ないだろう。彼はトップの座にありながらも常に1人で成長を続けてきた」

 代表GKには長年にわたりブッフォンが君臨してきたが、ドンナルンマという若手が台頭したことで、トルドは光が差し始めたと考えている。

「ブッフォンはこの20年間、代表において歴史を築いたが同時に(後継者が育たず)大きな影もできていた。今、その影の部分に光が差す時が来た。ドンナルンマが代表に呼ばれ続けるなら、きっとジジは喜んで彼に出番を譲るだろう」

 現在セリエBで2位につけるSPALの20歳GKアレックス・メレットにも注目が集まっている。所属クラブでは輝かしい才能を称賛されるものの、代表では永遠に2番手となる可能性が高い。

「彼は素晴らしい青年だ。代表では彼とドンナルンマの間で良きライバル関係が生まれることを望む」


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