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今季で契約切れのローマFWトッティ、7月のアメリカ遠征チラシに登場で憶測呼ぶ

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ローマの主将FWフランチェスコ・トッティ

 ローマの主将FWフランチェスコ・トッティが来夏のアメリカ遠征のチラシに掲載されたことで30日、イタリア複数メディアの間で憶測を呼んでいる。

 40歳のトッティは、今シーズン終了後の6月30日に選手としての契約の満了を迎える。来シーズンに向けて契約の延長が行われるかどうかは、いまだ明らかになっていない。

 トッティは先週、今後の去就に関して「ローマの幹部になる可能性もあるし、ピッチでプレーを続けるかもしれない。もしくは代理人に転身してスター候補生の発掘を始めるかもしれない」と話し、サッカーと関わっていくことは認めつつも、はっきりとした結論は明らかにしなかった。

 一方で来夏のアメリカ遠征のチラシにトッティが掲載されたことで憶測が広がっている。ローマは7月25日にニューヨークで行われるインターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)でトッテナムと対戦する。この試合のチラシにトッティは、ローマの代表選手としてMFモハメド・サラー、FWエディン・ジェコとともに掲載されている。

 現行の契約は6月末に満了を迎えるため、試合には当然出場できない予定のはずだが、チラシに掲載されたことで、現役を続行するのではとの期待が膨らんでいる。

 しかし『メディアセット』は「アメリカでのチケット販売のために、世界的に有名なトッティを利用した」との可能性を指摘している。トッティ自身は幹部としてデスクワークに就くことに消極的だとの報道もあるが、今後の去就は注目されるところだ。

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