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オフサイドラインかいくぐり今季3アシスト目の香川「良い形で裏に抜け出せた」

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後半8分に先制点をアシストしたMF香川真司がオーバメヤンと喜ぶ

[4.1 ブンデスリーガ第26節 シャルケ1-1ドルトムント]

 ブンデスリーガは1日、第26節2日目を行い、MF香川真司の所属するドルトムントは敵地でシャルケと対戦し、1-1で引き分けた。香川は公式戦4試合連続で先発し、3-4-2-1の2シャドーの一角で後半42分までプレー。後半8分には先制点をアシストしたが、チームはその後追いつかれ、リーグ戦90回目、公式戦通算150回目のルールダービーは引き分けに終わった。

「勝てた試合なのかなと思うし、そういう気持ちがチームにもあるのかなと。すごく悔しいです」。連勝を逃し、ホッフェンハイムに抜かれて4位に後退。「ダービーはクラブにとってもファンにとっても大事。雰囲気もいつもと違う中でやれるので、だからこそ勝ちたかった」と、悔しさをにじませた。

 後半8分、鮮やかなカウンターから先制点を奪った。MFウスマン・デンベレが中央をドリブルで持ち上がり、前線を走る香川にスルーパス。オフサイドラインぎりぎりの位置から飛び出した香川がGKを引き付けて横に流し、FWピエール・エメリク・オーバメヤンが右足で無人のゴールに流し込んだ。

「良い形で裏に抜け出せた。その中でしっかりとオバ(オーバメヤン)が見えたのでよかった」。2試合ぶりとなる今季3アシスト目。ルールダービー通算5得点目はならなかったが、要所要所でボールに絡んでチャンスメイクし、存在感を見せた。

 リーグ戦でのルールダービーは3試合連続ドローに終わり、通算成績はドルトムントの32勝28分30敗となった。「チャンスがいっぱいあった中で、2点目を取れなかったことがこういう結果につながったと思う」。今後はミッドウィークにリーグ戦、CL、ポカールが入る過密日程が続く。「中3日、2日で試合がどんどん来るので、切り替えて次の試合に向けて良い準備をしたい。どんどん試合が来るし、大事な試合がたくさんあるので。この引き分けは痛いけど、また次に切り替えてやっていきたい」と気持ちを切り替えた。

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