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3連敗で降格圏と同勝ち点の15位に転落…マインツ武藤「雰囲気は最悪」

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試合後、ピッチにしゃがみ込むマインツMFレビン・エズトゥナリ

[4.2 ブンデスリーガ第26節 インゴルシュタット2-1マインツ]

 ブンデスリーガは2日、第26節3日目を行い、FW武藤嘉紀の所属するマインツは敵地でインゴルシュタットと対戦し、1-2で敗れた。3試合連続ベンチスタートの武藤は最後まで出場機会がなく、5試合ぶりの出番なし。チームも3連敗で残留圏ぎりぎりの15位に転落した。

「雰囲気は最悪だと思います」。チーム内の状況を武藤は率直に語った。「勝てば雰囲気は変わるし、焦りもあると思う」。4試合勝ちなし(1分3敗)となり、後半戦はわずか2勝。今季2度目の3連敗で15位に後退し、2部との入れ替え戦に回る16位のアウクスブルクとも勝ち点29で並んでいる。

 前半10分にセットプレーから先制されると、反撃もままならず、前半のシュート数はわずか1本に終わった。後半26分にオウンゴールで同点に追いつくが、直後の28分、相手のクロスがそのままゴールマウスに吸い込まれる不運な形で勝ち越しを許した。

 攻撃の形を見い出せない試合展開の中、武藤には最後まで声がかからなかった。「(理由は)監督に聞いてください。正直、もう分からない」と言葉少なに話す背番号9は「非常に雰囲気も悪いし、本当にこのままだとまずいなと」と、危機感を強めていた。

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