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宇佐美は見せ場なく、途中交代後にチームも逆転負け…フランクフルトが11戦ぶり白星

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FW宇佐美貴史は2試合連続の先発出場も見せ場をつくれず

[4.22 ブンデスリーガ第30節 フランクフルト3-1アウクスブルク]

 ブンデスリーガは22日、第30節2日目を行い、FW宇佐美貴史の所属するアウクスブルクは敵地でMF長谷部誠所属のフランクフルトと対戦し、1-3で敗れた。宇佐美は2試合連続で先発し、左サイドハーフで1-0の後半12分までプレーしたが、チームはその後3失点し、逆転負け。右膝を手術した長谷部は欠場している。

 アウクスブルクは前半9分、相手のバックパスをカットしたMFチ・ドンウォンが右サイドに展開。MFハリル・アルトゥントップのアーリークロスに走り込んだDFジェフリー・ハウウェレーウが右足ボレーで蹴り込み、先制のゴールネットを揺らした。

 1-0で前半を折り返すと、宇佐美はチャンスに絡めないまま後半12分に交代。するとフランクルトが徐々に攻勢を強め、後半33分、左後方からのDFバスティアン・オチプカのアーリークロスをファーサイドのDFティモシー・チャンドラーが頭で折り返し、MFマルコ・ファビアンがヘディングでゴール左隅に押し込んだ。

 ファビアンの3試合連続ゴールで試合を振り出しに戻すと、後半42分には細かいパスワークからファビアンがPA内に進入し、左足でシュート。一度はDFのブロックに阻まれたが、こぼれ球を再び自ら左足ボレーでゴール左隅に突き刺し、2-1と逆転に成功した。

 後半アディショナルタイムにもFWアンテ・レビッチが敵陣内で相手GKへのバックパスをカットし、そのままドリブルで独走。右足で無人のゴールに流し込み、3-1とダメを押した。フランクフルトは2月5日のダルムシュタット戦(2-0)以来、実に11試合ぶりとなる白星。一方、痛恨の逆転負けを喫したアウクスブルクは今季2度目の連勝を逃し、2部との入れ替え戦に回る16位から順位を上げることはできなかった。

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