マンチェスター・ダービーは両者譲らずスコアレスドロー…シティはフェライニ退場のユナイテッドから得点奪えず
[4.27 プレミアリーグ第26節延期分 マンチェスター・C 0-0 マンチェスター・U]
プレミアリーグは27日、第26節延期分の1試合を行った。エティハド・スタジアムでは、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドによる“マンチェスター・ダービー”が開催され、0-0で引き分けに終わった。
ホームのシティは23日に行われたFA杯準決勝アーセナルから3人を変更。DFアレクサンダル・コラロフとDFパブロ・サバレタ、MFラヒーム・スターリングを先発に送り込んだ。システムは4-2-3-1。キーパーはクラウディオ・ブラーボ、最終ラインは右からサバレタ、DFビンセント・コンパニ、DFニコラス・オタメンディ、コラロフと並び、ボランチはMFフェルナンジーニョとMFヤヤ・トゥレがコンビを組む。2列目は右にスターリング、左にMFレロイ・サネ、トップ下にMFケビン・デ・ブライネ、1トップはFWセルヒオ・アグエロが務めた。なお、アーセナル戦で負傷交代のMFダビド・シルバはベンチ外となっている。
一方、ユナイテッドは23日の第34節バーンリー戦から4人を入れ替え、MFアントニオ・バレンシアとMFマイケル・キャリック、FWマーカス・ラッシュフォード、FWヘンリク・ムヒタリアンが先発起用された。システムは4-1-4-1でキーパーはGKダビド・デ・ヘア、最終ラインは右からバレンシア、DFエリック・バイリー、DFダレイ・ブリント、DFマッテオ・ダルミアンと並んだ。アンカーにキャリックが入り、2列目は右からラッシュフォード、MFマルアン・フェライニ、MFアンデル・エレーラ、FWアントニー・マルシャル、前線にはムヒタリアンが入った。
序盤からピッチの至る所で激しいコンタクトが見られたダービーマッチ。順位でも4位シティと5位ユナイテッドの勝ち点差はわずか『1』となっており、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて負けられない一戦となった。シティは前半9分、右サイドからデ・ブライネが上げたクロスをニアのアグエロが右足で合わせるが、右ポストを直撃。ユナイテッドも25分、左サイドからマルシャルが上げたクロスをGKブラーボが正面に弾き、ムヒタリアンが右足で狙うもブラーボに止められてしまった。
試合が進むにつれてシティのボール支配率が高まっていく。前半34分、スターリングのパスをペナルティーアーク手前で受けたアグエロが鋭い切り返しで寄せてきた相手をかわし、右足を振り抜いたが枠の上。36分にコラロフ、43分にはスターリングがシュートを浴びせたが、前半はゴールネットを揺らすことができなかった。対するユナイテッドは前半終了間際に決定機。左サイドのPA角あたりでFKを獲得すると、ラッシュフォードが上げたボールをファーサイドでフリーのエレーラが頭で合わせたが、わずかに右に外れ、チャンスを逃した。
前半ボール支配率63%でシュート10本を放ったシティが、後半も試合の主導権を握る。しかし、スターリングやアグエロのシュートは精度を欠くなど、攻めあぐねる場面が目立ち、膠着した状況が続く。ジョゼップ・グアルディオラとジョゼ・モウリーニョとの監督対決も注目される中、シティにアクシデント発生。後半31分、CKからハイボールをキャッチした際の着地でGKブラーボが左腿裏を痛め、GKウィリー・カバジェロとの交代を余儀なくされた。
直後の後半35分には、シティがサネを下げてMFヘスス・ナバス、ユナイテッドはマルシャルを下げてMFジェシー・リンガードをピッチに送り出す。そして、ユナイテッドはここで“悪い癖”が出てしまう。39分、直前の警告に苛立っていたのか、フェライニが再びファウルを犯すと、アグエロに頭突きを食らわせて一発レッドで退場。モウリーニョ監督はムヒタリアンを下げてDFティモシー・フォス・メンサーを入れ、テコ入れを図る。一方、数的優位に立ったシティはスターリングに代えてFWガブリエル・ジェズスを入れ、最後のチャンスにかけた。
アディショナルタイムは6分。同1分にPA左に侵入したアグエロのクロスからニアに飛び込んだジェズスがヘディングシュート。これがゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。その後もシティの攻勢は続いたが、スコアを動かすことができず、そのまま0-0でタイムアップ。伝統のダービーマッチは両者譲らずスコアレスドローに終わった。
●プレミアリーグ2016-17特集
プレミアリーグは27日、第26節延期分の1試合を行った。エティハド・スタジアムでは、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドによる“マンチェスター・ダービー”が開催され、0-0で引き分けに終わった。
ホームのシティは23日に行われたFA杯準決勝アーセナルから3人を変更。DFアレクサンダル・コラロフとDFパブロ・サバレタ、MFラヒーム・スターリングを先発に送り込んだ。システムは4-2-3-1。キーパーはクラウディオ・ブラーボ、最終ラインは右からサバレタ、DFビンセント・コンパニ、DFニコラス・オタメンディ、コラロフと並び、ボランチはMFフェルナンジーニョとMFヤヤ・トゥレがコンビを組む。2列目は右にスターリング、左にMFレロイ・サネ、トップ下にMFケビン・デ・ブライネ、1トップはFWセルヒオ・アグエロが務めた。なお、アーセナル戦で負傷交代のMFダビド・シルバはベンチ外となっている。
一方、ユナイテッドは23日の第34節バーンリー戦から4人を入れ替え、MFアントニオ・バレンシアとMFマイケル・キャリック、FWマーカス・ラッシュフォード、FWヘンリク・ムヒタリアンが先発起用された。システムは4-1-4-1でキーパーはGKダビド・デ・ヘア、最終ラインは右からバレンシア、DFエリック・バイリー、DFダレイ・ブリント、DFマッテオ・ダルミアンと並んだ。アンカーにキャリックが入り、2列目は右からラッシュフォード、MFマルアン・フェライニ、MFアンデル・エレーラ、FWアントニー・マルシャル、前線にはムヒタリアンが入った。
序盤からピッチの至る所で激しいコンタクトが見られたダービーマッチ。順位でも4位シティと5位ユナイテッドの勝ち点差はわずか『1』となっており、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて負けられない一戦となった。シティは前半9分、右サイドからデ・ブライネが上げたクロスをニアのアグエロが右足で合わせるが、右ポストを直撃。ユナイテッドも25分、左サイドからマルシャルが上げたクロスをGKブラーボが正面に弾き、ムヒタリアンが右足で狙うもブラーボに止められてしまった。
試合が進むにつれてシティのボール支配率が高まっていく。前半34分、スターリングのパスをペナルティーアーク手前で受けたアグエロが鋭い切り返しで寄せてきた相手をかわし、右足を振り抜いたが枠の上。36分にコラロフ、43分にはスターリングがシュートを浴びせたが、前半はゴールネットを揺らすことができなかった。対するユナイテッドは前半終了間際に決定機。左サイドのPA角あたりでFKを獲得すると、ラッシュフォードが上げたボールをファーサイドでフリーのエレーラが頭で合わせたが、わずかに右に外れ、チャンスを逃した。
前半ボール支配率63%でシュート10本を放ったシティが、後半も試合の主導権を握る。しかし、スターリングやアグエロのシュートは精度を欠くなど、攻めあぐねる場面が目立ち、膠着した状況が続く。ジョゼップ・グアルディオラとジョゼ・モウリーニョとの監督対決も注目される中、シティにアクシデント発生。後半31分、CKからハイボールをキャッチした際の着地でGKブラーボが左腿裏を痛め、GKウィリー・カバジェロとの交代を余儀なくされた。
直後の後半35分には、シティがサネを下げてMFヘスス・ナバス、ユナイテッドはマルシャルを下げてMFジェシー・リンガードをピッチに送り出す。そして、ユナイテッドはここで“悪い癖”が出てしまう。39分、直前の警告に苛立っていたのか、フェライニが再びファウルを犯すと、アグエロに頭突きを食らわせて一発レッドで退場。モウリーニョ監督はムヒタリアンを下げてDFティモシー・フォス・メンサーを入れ、テコ入れを図る。一方、数的優位に立ったシティはスターリングに代えてFWガブリエル・ジェズスを入れ、最後のチャンスにかけた。
アディショナルタイムは6分。同1分にPA左に侵入したアグエロのクロスからニアに飛び込んだジェズスがヘディングシュート。これがゴールネットを揺らしたが、オフサイドの判定で得点は認められなかった。その後もシティの攻勢は続いたが、スコアを動かすことができず、そのまま0-0でタイムアップ。伝統のダービーマッチは両者譲らずスコアレスドローに終わった。
●プレミアリーグ2016-17特集
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