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2戦連続フル出場の柴崎、地元メディアから称賛の嵐「魔法を持ってる」「素晴らしい才能」

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2戦連続フル出場で評価を得ている柴崎岳

 6日のリーガ・エスパニョーラ2部第37節、テネリフェはホームでのルーゴ戦に2-1で勝利した。2戦連続でフル出場を果たしたMF柴崎岳は、地元メディアから称賛を浴びている。

 テネリフェ加入後には、不安障害の兆候があるとも報じられた柴崎だが、確実に出場機会を増やしている。この試合では左サイドハーフとして出場を果たして、攻撃の起点として存在感を発揮。プレースキッカーも任された。

 地元メディアは、躍動する柴崎に称賛の言葉を送る。スペイン『エル・ドルサル』の選手採点では、チーム最高タイとなる8点となり、次のように寸評されている。

「彼は魔法を持っており、それをピッチに振りまいていた。そのボールコントロールとパスは、このシーズン最後の直線において日本人MFが有用な存在になることを予感させる。その多種多様がパスが(FWアントニー・)ロサーノを生かすことはなかったが、両選手の相互理解が多くのゴールを記録する道となるだろう」

 また『デポルプレス』も柴崎のプレーを称賛。スペイン語では、フットボールの才能を持っていること、イマジネーションあふれるプレーを見せられることを「フットボールを持っている」と表現するが、柴崎が間違いなくそういった類の選手であると確言した。

「パルティダッソ(ファインゲーム)を演じて見せた。献身的で、周囲と絡み、アタッキングサードで質の高いパスを用いた。彼はフットボールをいっぱい持っている。いくつかのアクションで、シュートを打つことだけを欠いていた」

 また『デポルプレス』はテネリフェの各試合でMVPアンケートを実施しているが、今回選択肢にある5選手の中で、柴崎はトップとなる投票数を得ている。テネリフェ地元メディアは非常に規模が小さく、読者数も限られているために投票数は200票にも満たないことが常だが、柴崎は約80票と40%の得票率を得て、ほかの4選手を大きく引き離している。

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