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「クリスティアーノにバロンドールを!」C・ロナウド、CL優勝セレモニーでファンと熱唱

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サポーターと熱唱したクリスティアーノ・ロナウド

 レアル・マドリーは3日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の決勝でユベントスと対戦し、4-1で勝利。大会史上初となる連覇、チャンピオンズ・カップ時代を含めて通算12度目の優勝を果たした。また、リーガ・エスパニョーラに続く今季2冠も達成した。

 興奮冷めやらぬ翌日、マドリード市内では祝勝パレードを行われ、その後マドリディスタ(レアルのファン)で満員となった本拠地サンチャゴ・ベルナベウで優勝セレモニーが開催された。スペイン『アス』などが報じている。

 セレモニーは真っ暗なスタジアムから始まり、光と影、花火のスペクタクルな演出の中、ピッチの真ん中に用意された特設ステージにジネディーヌ・ジダン監督や選手たちが次々と呼ばれていく。最後に登場したFWクリスティアーノ・ロナウドには人一倍大きな歓声が上がり、C・ロナウドも手を振ってこれに応えた。

 決勝戦の2ゴールで史上初の5年連続CL得点王に輝いたC・ロナウドは、舞台の中央でマイクを握り、「今日は集まってくれてありがとう。とても素晴らしいシーズンだった。チームメイト全員とコーチ陣に感謝したい。今日は優勝を祝うためにここに来た。みんなありがとう」と挨拶。すると、スタンドのマドリディスタから「クリスティアーノにバロンドールを」というチャントが送られた。

 これにはC・ロナウドも「みんな、ありがとう」と白い歯をみせ、鳴り止まないチャントにC・ロナウドも一緒になって熱唱。チームメイトもC・ロナウドを囲んでチャントを歌っていた。これまでブーイングを浴びたり、サポーターへの不満を語っていたこともあったが、マドリディスタもC・ロナウドの活躍を認めるしかなかったようだ。


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