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エクアドル人FW、自身のことを「ゴリラ」と呼んだペルー人記者に抗議

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ペルー人記者がフェリペ・カイセドに人種差別的な発言

 エスパニョールに所属するエクアドル人FWフェリペ・カイセドが、人種差別的な発言をしたペルー人記者に抗議をしている。

 ペルー人のフィリップ・ブッタース記者は、母国のテレビ番組でカイセドに対して人種差別的な発言を口に。「エクアドル人は黒人じゃなく、背の高いワニだ。カイセドのDNAを調べてくれ。あれは人間ではなく猿、ゴリラだよ」と語っていた。

 この発言に対してソーシャルネットワークでは批判が相次いだが、カイセド本人も『ツイッター』で反応。次のような言葉を記している。

「レイシズムに反対してくれたすべての人々に感謝をするよ。もちろん、その紳士がペルーを代表しているわけではないことは分かっている。ただ、価値観が欠如しているだけなんだ。レイシズムにはノーと言わせてもらう」

 なおブッタース記者の発言に対してはペルーの外務省も遺憾の意を示し、「許し難く、記者の権利を濫用するもの」との見解を述べている。


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