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ドルトムント、オーバメヤンの“移籍期限”を設定…代役としてクロアチア代表FWに関心か

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移籍が濃厚と見られるFWピエール・エメリク・オーバメヤン

 ドルトムントは2016-17シーズンのブンデスリーガ得点王、FWピエール・エメリク・オーバメヤンの移籍を覚悟している。だがドイツ誌『シュポルト・ビルト』によると、クラブはその移籍を容認する期限を設けたという。

 ドルトムントは来月26日から例年通りにスイスのバード・ラガツでプレシーズンキャンプを開催。オーバメヤンがそれまでに移籍金7000万ユーロ(約87億円)を支払う移籍先を見つけられなければ、同選手は新シーズンもドルトムントで過ごす。ピーター・ボス新監督、ハンス・ヨアヒム・バツケCEO(最高経営責任者)、ミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)が2度に渡って行われた会議でそう決めたようだ。

 以前有力視されていたパリSG行きの可能性は消滅したと見られるオーバメヤン。中国の天津権健からも興味が示されなくなったなか、元ドルトムントのユルゲン・クロップ監督が指揮を執るリバプール、そしてオーバメヤンを高く評価すると言われるジョゼップ・グアルディオラ監督が率いるマンチェスター・シティが獲得に動き出すといううわさがイギリスメディアで浮上している。だが、それらのクラブからの関心はそれほど具体的ではないのが現状のようだ。

 なお『シュポルト・ビルト』によれば、ドルトムントがタイムリミットを設けた理由は、クラブにその代役の獲得に向けた時間を十分に残すためとのこと。その場合はリバープレートのアルゼンチン人FWルーカス・アラリオ、またはホッフェンハイムでプレーするクロアチア代表FWアンドレイ・クラマリッチの獲得に動き出すという。

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