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モンテッラ監督自ら18歳GKの慰留に尽力…ドンナルンマ実家を訪問し父親を説得

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 ミランのビンチェンツォ・モンテッラ監督が21日、GKジャンルイジ・ドンナルンマの父親と面会し、ミラン残留を求めた。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が22日、伝えている。

 18歳GKとの契約延長交渉が決裂に終わったものの、マルコ・ファッソーネCEOは「(代理人のミーノ)ライオラは常にブレーキをかけていたが、選手はミランに残りたいとこちらに伝えていた。それも我々の目をしっかり見据えて話していたので、絶対に真実を述べている目だった。最終的に代理人の意見に押されてしまったが、ジージョ(ドンナルンマ)が心の奥ではこの決断に納得していないと私は確信している」と述べるなど、ミランは交渉再開に向けて希望を捨てていない。また1度は進めていたドンナルンマの後釜候補探しを中断している。

 ミランの至宝の流出阻止へ向けて、ミランの指揮官が自ら、悪化した関係の修復に乗り出した。モンテッラはイタリア南部にあるドンナルンマの故郷、カステッランマーレを訪れ、父親のアルフォンソ・ドンナルンマ氏と面会した。面会は和やかな雰囲気で行われ、モンテッラはドンナルンマの家族に対し自身のサポートを約束している。

 また4月まで31年間、オーナーとしてミランを率いてきたシルヴィオ・ベルルスコーニ氏は、「私がまだ会長だったら、慰留のために全力を尽くしただろう。だが彼には自身や家族のために1億ユーロ(約120億円)を稼ぐチャンスがあるんだ。誰が彼と同じ選択をしないと言えるか? 」と述べ、慰留に自信を見せたものの、破格のオファーを優先することへの理解も示している。

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