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スペイン紙『マルカ』記者がベイル売却を推薦…「彼を売る期間は5日ある」

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ガレス・ベイルは移籍した方がいい?

 スペイン紙『マルカ』が、レアル・マドリーにMFガレス・ベイルの売却を推薦している。

 売却を薦めたのは、同紙のロベルト・パロマール記者。「月曜は好きじゃない」と題された連載コラムでアイロニーたっぷりの文章を記し、ジョゼ・モウリーニョ監督を「交通事故を起こして人をはねても逃げるタイプの人間」と形容して、同指揮官から訴えられたこともある人物だ(裁判では『マルカ』が勝訴)。

 同氏は27日のリーガ・エスパニョーラ第2節、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでのバレンシア戦(2-2)でまったく存在感がなく、観衆からブーイングを浴びせられたベイルが、今夏の市場で売却されるべきとの見解を示している。

「マドリーはベイル売却で喜びを与えられる。今の彼はおまけのような存在になろうとしている。役立たずなだけでなく、まったく違う銀河でつながりのないところで生きており、いつ戦力に数えられるのか、いつそうできないのかが分からない。最悪なのはベルナベウの慣習が彼に偏執し始めたことで、このスタジアムではそうした状況でプレーすることが難しい。揺れ動くナーバスな感情はスパシッチ(90-91シーズンに鳴り物入りでマドリーに加入しながら、活躍できず1シーズンで退団した元ユーゴスラビア代表DF)を思い出させる」

「ベイルはときに、逆の方向に向かって走っているような印象さえ与えている。マドリーには、この問題を解決するためにあと5日間がある。ベイルをいまだ良く扱っているブリテン諸島のメディア、制御がきかなくなった虚偽の市場を利用すのための5日間が。移籍市場はイスラム圏のお偉方が、ムバッペのためにでたらめな額を払おうとしている場所だ。ここから金曜まで、(ベイル獲得のために)奮い立つ人物だっているだろう」

 パロマール記者はまた、バレンシア戦で決定機を幾度も外したFWカリム・ベンゼマに対しても辛辣な意見を述べた。

「マドリーは外部に向けて喜びを与えられる。モラタがいた場所を占めるストライカーを獲得することで。簡単に決められそうなものなのに、ベンゼマの直感からすれば、そこまで簡単なものではないようだ。ジダンには、クリスティアーノがローテーションか馬鹿げたことで不在となったときに、汚れ役を引き受けられるストライカーが必要だ」


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