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カンテが古巣にキツイ一撃!チェルシーがレスターに競り勝ち3連勝…岡崎は「代表戦の疲労」でベンチ外

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先制点を決めたFWアルバロ・モラタ

[9.9 プレミアリーグ第4節 レスター・シティ1-2チェルシー]

 プレミアリーグは9日、第4節を行った。日本代表FW岡崎慎司が所属するレスター・シティはホームに王者チェルシーを迎え、1-2で敗れた。なお、岡崎は「怪我ではなく、代表戦の疲労のため」(シェイクスピア監督)今季初のベンチ外となっている。

 レスターは、26日のマンチェスター・ユナイテッド戦(0-2)から岡崎に代えてFWイスラム・スリマニを起用。対するチェルシーも27日のエバートン戦(2-0)戦から1人を変更し、MFウィリアンに代えてMFティエムエ・バカヨコがスタメンに入った。また、今夏レスターから加入したMFダニー・ドリンクウォーター、負傷から復帰したMFエデン・アザールがベンチ入りしている。

 立ち上がりからチェルシーが主導権を握る。前半2分、バカヨコのパスをPA手前で受けたFWアルバロ・モラタが右足を振り抜くが、GKカスパー・シュマイケルがキャッチ。34分には、MFエンゴロ・カンテのパスをPA左でモラタが受け、右足シュートを放ったが、DFウェズ・モーガンのブロックに阻まれた。

 対するレスターは持前のカウンターで応戦。前半40分、自陣セットプレーからスリマニがボールを奪い、MFリヤド・マフレズが一気に攻め上がる。左にFWジェイミー・バーディが並走していたが、マフレズは後方から上がってきたスリマニを選択。PA右からスリマニが右足で狙うが、GKティボー・クルトワの好セーブに阻まれ、絶好のチャンスを逃した。

 すると、直後に試合が動いた。チェルシーは前半41分、カンテのパスを右サイドの浅い位置で受けたDFセサル・アスピリクエタがゴール前にクロス。精度の高いボールをモラタが頭で合わせ、前半を1-0で折り返した。

 レスターは後半開始から手を打ち、スリマニとMFマーク・オルブライトンを下げ、MFアンディ・キングとMFデマライ・グレイを投入する。しかし、レスターは手痛い失点を喫する。後半5分、DFアントニオ・リュディガーのパスを受けた古巣対決のカンテがPA手前から右足一閃。低い弾道のミドルがゴール左隅に吸い込まれ、チェルシーが2-0とリードを広げた。

 だが、2015-16シーズンの王者は諦めない。後半16分、バーディがPA内でGKクルトワに倒され、PKを獲得。キッカーのバーディが真正面に蹴り込み、GKクルトワの左手を弾いてゴールネットを揺らす。チェルシーは18分にウィリアン、33分にアザールを入れ、ダメ押しゴールを狙いに行った。

 終盤に向けてオープンな展開となったが、最後のところで互いに精度を欠き、試合は2-1のままタイムアップ。チェルシーが逃げ切り、3連勝とした。一方のレスターは2連敗を喫し、今季3敗目となった。


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