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成長を見せるバロテッリ「順調なときが問題。褒められるよりミスを分析したい」

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ニースの公式マガジンでインタビューに答えたFWマリオ・バロテッリ

 ニースのFWマリオ・バロテッリが1日、ニースのオフィシャルマガジンのインタビューに応じた。

 バロテッリは昨シーズン、ルシアン・ファブレ監督が率いるニースに加入すると、リーグ・アン23試合に出場し15得点をマークするなど輝きを取り戻した。今夏にはニースとの契約を更新、ロシアW杯に向けて、南仏のノビノビとした環境でプレーを続けることを選択した。

「ここに残ることを決めたのは単純に居心地が良いからだ。チームメートともサポーターとも監督とも上手くやっている。初めてここへやって来たとき、こんな風に感じることになるとは考えもしなかった。嬉しい驚きだった」

 またバロテッリは自身の扱い方について問われると、褒め過ぎないようにすることが適切だと答えている。

「もしオレがバロテッリの監督だったら?あまり褒めないようにすると思う。逆に多少うんざりさせるくらいの方がいい。オレのことだから分かるけど、すべてが上手くいっている時が問題なんだ。誰かに少し文句を言われている時の方が、カーッとなってもっと努力しようとする。良かったことよりも、ミスについて話をすることが自分には必要だと思う。自分のミスから学べるからね」

 今シーズンはケガの影響でスタートが出遅れたが、徐々にコンディションが上がってきている。リーグ戦では出場5試合ですでに5得点を挙げている。

「成長を続けている。ここ2年くらい継続性がないことが多かったが、継続的に活躍できるようになりたいので今、努力している。しっかりトレーニングができていないと継続的に活躍できない」

 またバロテッリはプレミアリーグおよびセリエAにおいてダービーを何度も経験している。
「マンチェスターダービー、ミラノダービー、リバプールダービーでプレーした。オレにとって最高だったのはミラノダービーだ。だけどオレはダービーにはあまりこだわらない。それよりも単純にプレーしたい気持ちが大きい。サポーターにとって試合は同じようには映らないだろうが、ピッチではダービーも他の試合と同じ1試合なんだと思わなければならない」
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