インテルは21日、セリエA第9節で首位ナポリとのビッグマッチに挑むが、イタリアメディアの多くは日本代表のDF長友佑都の先発を予想している。

　今夏、ニースからライバルの24歳DFダルベルトが加入。適応に苦しむダルベルトとは対照的に、長友は徐々に新指揮官ルチアーノ・スパレッティの信頼を勝ち取った。15日に行われた伝統のミラノダービーでは、守備に安定感のある長友がフル出場を果たしている。上位直接対決となる次戦は、インテルが勝利した場合、首位に躍り出ることができる。指揮官はダービーに引き続き、強豪ナポリとの重要な一戦を再び長友に託す模様だ。

『スカイスポーツ』は「サイドでは代えの利かない(アントニオ)カンドレーヴァ、(イヴァン)ペリシッチに加え、長友と(ダニーロ)ダンブロージオが先発するはずだ」と分析。「ダルベルトと(ジョアン)カンセロはプレーのメカニズムにまだ溶け込めておらず、2人のレギュラー選手ほど安心できない」と述べ、新加入の2人より信頼できる長友とダンブロージオの先発が有力であるとした。

　なお『ガゼッタ・デロ・スポルト』や『コリエレ・デロ・スポルト』、『メディアセット』も同様に長友がスターティングメンバーに名を連ねることを予想。

　『Goal』の現地編集部も長友のリードを伝えた。一方、現段階で『トゥット・スポルト』はライバル先発を予想している。

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