今シーズン、ここまでリーグ戦で2勝3分け6敗の18位に低迷しているウエスト・ハム。先日は指揮官スラベン・ビリッチを更迭し、デイビッド・モイーズを招へいするなど、復活への道を模索しているところだ。

　そんな中、ここまでリーグ戦4ゴールを記録している同チーム最大の得点源、メキシコ代表FWハビエル・エルナンデスには、メキシコリーグへの復帰話が浮上しているとメキシコメディアが報じた。しかし、本人がウエスト・ハム公式メディアで移籍話を否定している。

「僕はチームの状況を変えられるよう、100パーセントの力を注いでいるところだ」

「確かに僕はチーバス(古巣のグアダラハラ)の熱心なサポーターだし、心のクラブではある。だけど、ウエスト・ハムでやるべきことがあるんだ。それを放り投げてまで新しい道を選ぶことはしない」

　下位に低迷しているウエスト・ハムだが、チチャリート(J・エルナンデスの愛称)は今夏、ウエスト・ハム加入でプレミアリーグ復帰を果たしたばかり。そんな状況下、シーズン途中で新天地を求めることを否定した。

　また、モイーズ新監督も「チチャリートは素晴らしいフィニッシャーだ。彼には今後もゴールのために仕事をしてもらいたい」と絶大な信頼を寄せていることを明かしている。

　果たしてモイーズ新体制の初戦でウエスト・ハムは勝利を収めることができるのか。ワトフォードvsウエスト・ハムは19日に行われる。

---

●プレミアリーグ2017-18特集