beacon

長友佑都、ローマ戦出番なしもライバル2人が大苦戦「ファンも業を煮やしている」

このエントリーをはてなブックマークに追加

DF長友佑都の出番は回ってこなかった

 21日のセリエA第21節、インテルローマ戦で起用されたDFダビデ・サントンについて、複数のイタリアメディアが厳しい評価を下している。

 インテルは21日、セリエA第21節においてローマとジュゼッペ・メアッツァで対戦。チャンピオンズリーグ出場権を懸けた上位対決に挑んだ。左サイドバックでは、日本代表DF長友佑都とのポジション争いを制したサントンがスターティングメンバーに名を連ねた。しかしサントンは前半31分、ローマGKアリソンのロングフィードへの対応を誤り、FWステファン・エル・シャーラウィに先制点を許した。試合終了間際にMFマティアス・ベシーノが起死回生の同点弾を挙げたことで、インテルは辛くも1ポイントをもぎ取っている。

『ユーロスポーツ』は、サントンにチーム内最低点となる「4,5」と厳しい評価を下した。「ひどい失敗。エル・シャーラウィにゴールを許すことになったあのしくじりは受け入れられない。能力不足か、狼狽し、混乱していた」と指摘している。また後半31分からサントンに代わりピッチに入ったDFダルベルトも「5,5」と、及第点に満たない評価となった。「めちゃくちゃなクロスが2度あった。彼の困惑を裏付ける15分間になった」と結論付けている。

『Goal』の現地編集部も同様に、サントンをチーム内のワースト選手に挙げた。最低点の「4,5」をつけ、「彼の粗末なミスからエル・シャーラウィの得点につながり、チームにとって今夜の試合が(順位表も)複雑になった。だが今回が初めてではない。もはやファンも彼に対し、業を煮やしている」とコメント。インテルに逆風を吹かせたミスを糾弾した。一方、ダルベルトは採点なしとなったが、「彼も抗議の笛を受けることになったが、目立つほどではない」と綴り、期待されたパフォーマンスではなかったとの見解を示した。

 ライバル2選手が苦戦する中、長友は再び序列を覆すことができるのか。次はSPAL戦、クロトーネ戦と格下相手の対戦が続くが、サイドバックを巡る動向は注目されるところだ。

●海外組ガイド
●セリエA2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP