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ペップが審判団に憤り「審判は選手を守るべきだ」と訴え

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試合後、記者会見に出席したジョゼップ・グアルディオラ監督

[1.28 FA杯4回戦 カーディフ0-2マンチェスター・C]

 マンチェスター・シティはFA杯4回戦でカーディフ(2部相当)を2-0で下し、5回戦進出を決めた。試合後、記者会見に出席したジョゼップ・グアルディオラ監督は審判団に憤りを見せ、「審判は試合中に選手を守るべきだ」と訴えた。

 前半45分、相手のロングスローからボールを受けたMFレロイ・サネがスピードに乗ったドリブルでPA手前まで一気に駆け上がったところで、後方からDFジョー・ベネットの悪質なスライディングを受けて負傷。FWセルヒオ・アグエロとの交代を余儀なくされた。タックルをしたベネットにイエローカードが提示されたのみだった。

 プレミアリーグでは2位と勝ち点12差をつけて首位を独走中のシティ。次節のWBA戦は欠場が濃厚で、約1か月の離脱が見込まれる。サネは今季公式戦32試合で11ゴール14アシストを記録し、シティの攻撃を牽引していただけに、大きな痛手となった。

 グアルディオラ監督は「審判は試合中に選手を守るべきだ。僕の選手だけではなく全選手を。彼らは選手を守るためにいるんだ。ファールはファールだし、危険なプレーは危険なんだ」と呼びかけた。

 さらに、この試合では不可解なオフサイド判定もあった。MFベルナルド・シウバがゴールネットを揺らしたが、ボールに関与してないサネがオフサイドポジションとして、審判はノーゴール判定を下した。これについては「理解はできないが問題ないよ。受け入れられる」とミスを咎めなかったが、「審判は選手たちを守るべきだ。それが彼らの仕事だ」と強調した。

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