beacon

ベンゲル監督がオーバメヤン獲得劇振り返る「終わるまで非常に緊張した」

このエントリーをはてなブックマークに追加

初練習に臨んだFWピエール・エメリク・オーバメヤン

 冬の移籍市場最終日にガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンを獲得したアーセナルアーセン・ベンゲル監督が2日、記者会見で報道陣に対応し、オーバメヤン獲得の経緯について語った。公式サイトが伝えた。

 アーセナルは1月31日、ドルトムントからオーバメヤンの獲得を発表。数時間後にはアーセナルFWオリビエ・ジルーがチェルシーへ、チェルシーFWミシー・バチュアイがドルトムントに期限付きで移籍することが発表された。

 ベンゲル監督は「ドルトムントはトレードを求めていたので難しい移籍だった。移籍契約に合意したあとはオーバメヤンに代わる選手を見つけなければならなかった」と振り返った。最終日に駆け込みで三角トレードが実現。「ジル、バチュアイの移籍は公になってはいけなかった。時間が短く、移籍が終わるまで非常に緊張した」と続けた。

 冬のマーケットでチームはFWアレクシス・サンチェス(→ユナイテッド)、ジル、FWセオ・ウォルコット(→エバートン)と、昨季のトップスコアラー3選手が一気に流出。オーバメヤンにはその穴を埋める得点源としての活躍が期待され、指揮官は「彼は得点力と得点率が高い典型的なストライカー。良い仕事ぶりを見せるチームプレーヤーだ。アレクシス、ジル、ウォルコットを失い、いくつかのゴールを失ったが、彼がそれを補ってくれるだろう」と信頼を寄せた。

 また、FWアレクサンドル・ラカゼットとの定位置争いについて聞かれると、「競争の激しい世界にいる。競争する仕事を選んだのだから戦わなければならない」とチーム内の競争激化を歓迎。「プレミアリーグでは少なくとも2人のトップストライカーが必要だ。1人が負傷した場合は問題があるからね」と話した。

 オーバメヤンはこの日、3日のプレミアリーグ第26節エバートン戦を控え、新天地で初練習を行った。

●プレミアリーグ2017-18特集

TOP