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仏リーグ日本人対決は酒井宏が再び勝利!マルセイユがメス川島から6点奪って暫定2位浮上

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フランス・リーグ1で今季2度目の日本人対決

[2.2 リーグ1第24節 マルセイユ6-3メス]

 リーグ1は2日に第24節を行い、日本代表DF酒井宏樹所属のマルセイユと日本代表GK川島永嗣所属のメスが対戦。今季2度目の日本人対決はマルセイユが6ー3で勝利し、再び酒井に軍配が上がった。リーグ戦4試合連続先発の酒井は左SBで先発し、後半15分には右SBにポジションチェンジ。川島はリーグ戦6試合連続で出場している。

 マルセイユは前節・モナコ戦(2-2)からMFルーカス・オカンポスに代えてMFアンドレ・ザンボ・アンギッサを先発起用。4-2-3-1の布陣で酒井は左SBに、FWディミトリ・パイェは左MFに入り、最前線にはFWバレール・ジェルマンが配置された。

 一方、メスは4-2-3-1の布陣で前節・ニース戦(2-1)からメンバーの変更はなし。川島がゴールを守り、5試合で5得点のFWノラン・ルーは左サイドに、FWエマヌエル・リビエールが最前線に入っている。

 3位マルセイユは直近のリーグ戦5試合で4勝1分、メスは最下位も直近のリーグ戦7試合で4勝1敗2分と好調の2チームによる今季2度目の日本人対決。しかし、その内容はあまりにも差が出たものになった。

 前半6分、ジェルマンとのワンツーを受けたMFモルガン・サンソンが体勢を崩しながらも川島をかわすようなシュートでゴール右隅に先制点。同9分には、中盤からMFフロリアン・トバンが独走。パスを受けたPA右のサンソンが右足ダイレクトでクロスを上げ、PA中央に入り込んだトバンがノートラップランニングボレーで2点目を決めた。

 前半23分にはジェルマンのクロスを川島が好反応でキャッチ。その後は2得点したマルセイユの隙を突き、メスが攻勢に出るが得点は奪えず。逆に同44分には後方からのフィードを受けたジェルマンがPA左から川島の横を抜くシュートを放ち、走り込んだトバンが自身2点目をゴールに押し込んでチーム3点目を奪った。

 3-0で前半を折り返したマルセイユは後半4分、右サイドのトバンからのクロスにゴール前のジェルマンが右足ワンタッチ。川島の横を通り過ぎてゆっくりとゴールに吸い込まれる。4-0で迎えた同11分にはパイェの左サイドからのクロスにファーサイドのトバンが合わせてハットトリック達成。チーム5点目とした。

 マルセイユは後半15分に右SBのDFブナ・サールに代えてDFアンリ・ベディモを投入。本職のベディモが左SBに入り、酒井は右SBにポジションチェンジし、より攻撃的に動いていく。同14分にはサンソンに代えてFWコスタス・ミトログルを投入すると、ミトログルの同26分のチャンスは川島に阻まれた。

 メスは後半28分にDFフローラン・モレが一矢報いて1-5に。しかし、マルセイユは同30分にミトログルがチーム6点目を決めた。終了間際には再びメスが2得点の追い上げを見せるが試合終了。マルセイユが6-3で勝利し、勝ち点3を積み上げて暫定で2位に浮上している。

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