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メキシコで大活躍の本田圭佑に伊からも賛辞「簡単に降参しないサムライ。実力を証明」

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MF本田圭佑にイタリア人記者も熱視線

 パチューカで活躍を続ける元ミランのMF本田圭佑にイタリアからも熱視線が注がれている。イタリア人有名ジャーナリストであるジャンルーカ・ディ・マルツィオ氏の公式ウェブサイトで4日、特集が組まれた。

 本田は3日に行われたリーガMX第5節モナルカス・モレリア戦で直接FKを決め、2戦連続ゴールを記録した。昨夏に名門ミランを退団したのち、新天地メキシコへ拠点を移し、輝きを増す本田にイタリアからも注目が集まっている。

 パチューカ加入後、わずか7か月ですでに10ゴールをマークした本田について、「元ミランのファンタジスタはメキシコで復活した」と綴り、復調する本田の様子を伝えた。またミラン退団時を振り返り、「ミラネッロでの最後の年となった2016-17シーズンは、出場わずか8試合1ゴールで苦い別れとなった。契約更新の声がかかることなく、契約終了を迎え、メキシコ移籍を決断した」と紹介している。

 2014年1月にミランに入団し、在籍した3年半において、公式戦通算92試合出場11ゴールを記録した。セリエAの元プレイヤーが数多く活躍するMLSへの移籍がうわさされたが、「ホンダは“新たな挑戦”として、より過酷なメキシコリーグを選んだ」。同サイトは本田の決断を、「サムライが簡単に降参しないことは有名だ。刀を鞘に納め、休暇を満喫するときはまだ訪れていなかった」と描写。「31歳のケイスケは、まだもっと力を発揮できる。彼はすぐにそれを証明した」と、2戦連続ゴールを決め、波に乗る日本代表MFに賛辞を送った。

 8月22日のリーガMXデビュー戦において、すぐさまゴールを記録。11月8日のコパ・MX準々決勝ティファナ戦ではFWリオネル・メッシのような4人抜きゴールを決めた。「彼の利き足で決めたゴールは華麗で、彼の潜在能力の象徴と言える」と振り返った。3日のFKについては、「ニッポン風の“ムカイテン”」だったと伝えた。「彼のパフォーマンスを見て、ミランサポーターが後悔することはないだろう」と前提を置きつつも、「きっと本来のホンダは、ミランで寂しいラストシーズンを送っていたあの選手ではなかったのだろう」と締めくくった。

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