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ファン・ハール氏がモウリーニョと和解へ?同氏が尊敬するプレミアNO.1監督は…

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犬猿の2人が和解へ…?

 元マンチェスター・ユナイテッド監督のルイス・ファン・ハール氏は、後任のジョゼ・モウリーニョ監督と和解したようだ。『シュポルト・ビルト』に語った内容を『スカイ』が伝えている。

 ファン・ハール氏は以前からモウリーニョのやり方について公然と批判を繰り返し、マンチェスター・ダービー後には「モウリーニョのサッカーは退屈」と非難していた。昨年10月のリバプール戦で対面した際は「あまりにも自分勝手すぎる」と酷評していたものの、現在は態度を変え、「私はモウリーニョに対して失望はしていない。どんな監督もユナイテッドで指揮をとりたいものだ。世界で最も大きなクラブのひとつなのだから」と理解を示している。

「ジョゼもユナイテッドの仕事が欲しかったのだろう。チェルシーというすばらしいチームを率いていたが、当時は13位だったからね。ちなみに私は4位だった。だが彼のことを責めようとは思わない」

 ファン・ハール氏はW杯ブラジル大会後からユナイテッドで2年間指揮をとったが、2016年にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)出場権を逃すと、FA杯に優勝した2日後に電撃解任された。当時の経緯については「まったくエレガントではなかった」と憤り、怒りの矛先をエド・ウッドワードCEOに向けている。

「私が学んだのは、CEOが『あなたと一緒に仕事ができて本当に幸せだ』というときは、その言葉を信じてはならないということだ。そう言われてFA杯を優勝したにもかかわらず、解任されてしまったのだから」

 一方、プレミアリーグの監督の中で、ファン・ハール氏はシティを率いるペップ・グアルディオラ監督を最も評価しているという。「私からするとペップ・グアルディオラが現在のプレミアリーグの監督のなかで最も優れている」と明かし、「ペップはシティをマシンのように変貌させた」と賛辞を送った。

「彼のやっているサッカーこそ、私がユナイテッドで実現させたかったサッカーだ。だが彼にはもっとすぐれた選手が揃っている。私の場合は実現するのに時間がかかった。残念ながらあまり時間は与えられなかったがね」

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