beacon

コンテはチェルシーにうんざり? 元指揮官が心情察する「一刻も早く去りたいと思っているはず」

このエントリーをはてなブックマークに追加

チェルシーを率いるアントニオ・コンテ監督

 1998年から2年間チェルシーで監督を努めた元イタリア代表FWのジャンルカ・ビアリ氏は、同チームの現指揮官であるアントニオ・コンテがクラブに不満を抱いていると語った。

 プレミアリーグ第32節でトッテナムと対戦したチェルシー。30分にアルバロ・モラタのゴールで幸先よく先制点を奪ったものの、その後はトッテナムに逆転を許して1-3で敗れた。

 4位トッテナムとの直接対決に敗れた5位チェルシーは、チャンピオンズリーグ出場圏内4位とは8ポイント差となった。残りが7試合ということを考えれば、チェルシーの来シーズンのCL出場は厳しくなったと言える。

 この結果を受け、ビアリ氏は伊『Sky』に対し、「コンテは一刻も早くチェルシーを去りたいと思っている」とコメント。移籍市場でのクラブの動きに不満を抱いているとし、イタリア人指揮官の心情を察している。

「彼は、監督に一切相談せずに選手を売ったり買ったりするオーナーのやり方にうんざりしているんだろう。個人的にも、チェルシーにはもっとクラブのことを愛しているオーナーが就任した方がいいと思ってるよ」

 解任の声も強まっているコンテだが、チェルシーを去った後はパリSGの指揮官へ就任することも噂されている。ユベントス時代のチームメートであるビアリ氏は、チェルシーから離れたコンテが新たなチームで再び挑戦を始めるだろうと予想した。

「チェルシーを去ることになっても、コンテのような優秀な人間が監督としての職を失うことはないだろう。パリSGでもイタリア代表でも、彼には再び勝利に向けて挑戦できる環境が与えられるはずだよ」

●プレミアリーグ2017-18特集
世界のサッカー情報はgoal.com

TOP