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シメオネ就任後、ベルナベウでのダービーを苦手とするレアル…最後に勝利したのは2012年

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アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督

「品位あるダービーのために、もっとふさわしいライバルを募集中」。レアル・マドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウでそんなメッセージが掲げられたこともあるが、時代は変わった。レアルは、ベルナベウでのアトレティコ・マドリーとのダービーを苦手とするようになった。

 アトレティコは1999年11月30日以降、ダービーで勝利することができない呪いの日々を過ごし、ベルナベウでは前述のようなメッセージが掲げられるに至った。しかし、それから状況は逆転した。リーガにおいて、レアルがベルナベウでのダービーで最後に勝利したのは、ディエゴ・シメオネ監督のアトレティコ指揮官としてのダービー初陣となった2012年12月1日で、それ以降の4シーズン勝ち星に恵まれていない。シメオネ監督のチームを相手に、苦戦をするようになった。

 シメオネ監督率いるアトレティコは、2013年5月にベルナベウで行われたコパ・デル・レイ決勝に勝利し、14年間ダービー勝利なしという呪いを解くことに成功。それ以降、ベルナベウのダービーで勢いを維持している。ここ4シーズン、リーガにおけるベルナベウでのダービーの成績は3勝1分と、レアルに辛酸をなめさせてきた。

 ただし、レアルが何よりも力を入れているUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)の成績は好対照となる。レアルは2014-15シーズンにベスト8、2016-17シーズンに準決勝でアトレティコと対戦したが、ベルナベウではそれぞれ1-0、3-0で勝利し、次戦進出も果たしている。

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