アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督は、スポルティング・リスボン戦におけるFWジエゴ・コスタのパフォーマンスを絶賛した。

　アトレティコは6日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝ファーストレグでスポルティング・リスボンをホームに迎えた。試合開始からわずか22秒でコケがゴールをネットを揺らし、ヨーロッパリーグ史上最速ゴールで先制に成功。さらに前半40分にもアントワーヌ・グリエズマンが追加点をあげ、2-0で勝利を収めた。

　1月にチェルシーより復帰したコスタは、この日ゴールを挙げることはなかったが指揮官は復帰後最高のパフォーマンスだったと称賛した。

「彼の復帰以来最高のゲームだった。彼はビーストだよ。常に走り回って、相手にプレッシャーを与え続け、マークを外し続けていた。チームのために素晴らしいプレーをし、どちらのゴールにも関与した。復帰して以来最高のゲームだった」

　この日の試合内容に大満足のシメオネだが、セカンドレグに向けて油断は禁物だと語った。

「このトーナメントにおいて保証されたものなど何もない。落ちついてプレーすべきところでそうしなかった試合を多く見てきたが、それはチームのモチベーションが高いからである。サッカーではどんなことでも起こり得る。2-0というのはとても重要な意味を持つ結果だが、セカンドレグでも今日と同じようにプレーする必要がある」

「我々は相手を自陣に閉じ込めておくための強いプレスをかける準備をしっかりとしてきた。強いプレッシャーのおかげで2ゴールを奪うことができた。相手がボールを持っているときは常に圧力をかけようとしていた。チームとして素晴らしい仕事をこなした。今季のベストゲームの1つだった」

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