[4.8 リーグ1第32節 メス0-5リヨン]

　リーグ1は8日に第32節を行い、日本代表GK川島永嗣が所属するメスはホームでリヨンと対戦し、0-5で敗れた。川島はフル出場も、チームは8試合未勝利(4敗4分)となっている。

　4位リヨン相手に最下位メスは開始早々の失点を食らう。メスは開始30秒でFWメンフィス・デパイにPA手前から右足シュートを打たれるが、川島が好反応を見せてボールをはじく。しかし直後の前半1分、デパイの右CKをDFマルセロ・アントニオにヘディングシュートで決められ、先制を許してしまう。

　前半20分にはデパイの左CKを再びアントニオが頭で合わせ、リヨンが2-0で前半を折り返す。後半20分にはMFタンギー・ヌドンベレのスルーパスに反応したデパイが、川島の飛び出しを見て冷静にチップキックを放ち、無人のゴールに流し込む。3分後の同23分にはデパイがPA左から折り返し、MFベルトランド・トラオレが左足ダイレクトで右ポストに当てながらゴールを決めた。

　メスもFWノラン・ルー、MFマシュー・ドセビィ、FWエマヌエル・リビエールらの攻撃陣で相手ゴールに迫ったものの、得点には結びつかず。リヨンは後半40分、FWマリアーノのシュートを川島が好セーブで守るも、1分後には再びデパイを起点にマリアーノにダメ押しの5点目を決められた。メス守備陣はゴール近くで相手へのマークが緩くなりすぎ、至近距離からのシュートを浴びせられた結果、試合はそのまま0-5で終了となっている。

　リーグ1はあと6試合を残し、メスは入れ替え戦圏内の18位トロワと勝ち点7差が開いている。下位グループもなかなか勝ち点を積み上げられないため、メスにもいまだ残留の希望は残っているものの、直近5試合での失点は「13」と厳しい数字に。現時点の守備力では勝ち点3を掴むのは至難の業となりそうだ。

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