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「世界から大きく後れを取った」微妙な判定に泣いたベンゲルがVAR不採用に憤慨

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アーセン・ベンゲル監督がVAR不採用に憤慨

 アーセナルアーセン・ベンゲル監督は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の不採用が決まったことに憤りを隠せいないようだ。

 15日に行われたプレミアリーグ第34節でアーセナルは敵地でニューカッスルと対戦。14分にアレクサンドル・ラカゼットのゴールで先制したアーセナルだが、前半のうちに追いつかれ、68分に逆転弾を許して1-2で敗れた。

 この試合では1-0で迎えた場面で、ピエール・エメリク・オーバメヤンのシュートがDFの手に当たる場面があったが、主審のアンソニー・テイラー氏はPKではなく、コーナーキックの判定を下す。この場面について、VARがあれば結果が変わっていたと話すヴェンゲル監督は、来シーズンに同システムを採用しないと決定したプレミアリーグへの怒りを抑えられないでいる。

「レフェリーはレフェリーだが、多くの人が願っていることはレフェリーへの手助けだ。残念ながらプレミアリーグでは来シーズンもVARを導入しない決定が下された。はっきり言ってこれは間違った決断だ。この決断で我々は世界から大きく後れを取った」

 また、この試合の敗戦で1984年以来初となるアウェー5連敗を喫したことについて「今シーズンを表した試合だ。70%もボールを支配して、リードも奪っていた。しかし終わってみれば1-2だ。良いプレーができていたが、結果は悪いもので受け入れることが難しい。以前はアウェイの試合に強かったから、今の状態に危惧している。この悪循環を断ち切ることは相当難しい」と肩を落とした。

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