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指導者ライセンス取得に奮闘するラウル氏、「現役時代とは違う視点」で次期レアルの監督へ

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指導者ライセンスの獲得を目指すラウル・ゴンザレス氏

 レアル・マドリーシャルケでプレーしていたラウル・ゴンサレス氏が、監督ライセンス取得に向けて新たな一歩を踏み出している。

 ラウル氏は、現役時代にレアル・マドリーで6度のリーグ制覇と3度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を経験している同クラブのレジェンド。2015年に現役を引退した同氏は、現在はレアル・マドリーのスタッフとして働きつつ、監督ライセンスを取得するために講習を受けている。

 ピッチ内外で人格者として知られ、フロレンティーノ・ペレス会長からの信頼も厚いラウル氏は、いずれはトップチームの監督に座ることが確実視されている。順調にライセンスのコースをクリアしている元スペイン代表ストライカーは、現役時代とは異なるピッチ外からのフットボールへの関わりに新鮮さを感じているようだ。

「今は育成年代を教えるための講習を受けているところなんだ。でも、1年以内にはプロのライセンスを取得して、すべてのチームをコーチできるようになる予定だ。現役時代とは違う観点からフットボールを見ることができて、とてもいい経験になっているよ」

 ラウル氏が現在受けている講習には、バルセロナで黄金時代を築き上げたシャビ・エルナンデス氏も合流する予定だ。かつてのライバルの加入に目を細めた元スペイン代表のストライカーは、旧知の選手たちと過ごすピッチ外での日々に充実感をにじませた。

「講習を受けているメンバーには、かつてのチームメートやライバルたちが大勢いるんだ。とても喜ばしいことだし、彼らと共に可能な限りたくさんのことを学びたいね」

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